4・5月 活動のお知らせ

2023年06月18日

薄暑の候、皆様におかれましてはなお一層ご健勝のことと存じ上げます。

昼夜の寒暖差の大きい時期となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

4・5月は引越しシーズンが終わりまして、空きの部屋がちらほら出てきます。

その中には簡単な修繕ですぐに賃貸物件として募集をかけられる物件もあれば、長期間の賃貸または部屋の使い方等により室内の大規模修繕が必要な物件もあります。

弊社でもアパートやマンション、貸家等で大規模な室内リフォームを行わせていただきました。

弊社では下記のような内容で賃貸物件におけるリフォームを考えております・

 

賃貸におけるリフォームはある程度分けることができます。

1.壁紙・床・畳・襖・障子等の一回の賃貸借で交換の可能性のあるもの

2.建具・天井(壁紙以外)等の10~20年の賃貸借で交換の可能性のあるもの

3.トイレ・洗面・キッチン等の20~30年の賃貸借で交換の可能性のあるもの

4.間取りから変更し、全てを更新するフルリフォーム

 

上記は1から4へ行くほど費用が多くなる傾向にあります。

1番に関しては敷金の精算に含まれることが多いので、大家様の出費とはならないことが多いです。

しかし、2番3番に関しては経年劣化によって交換の必要性が出てくるものが多く、建物の築年数が10年を超えると修繕の必要性が出てくることがあります。

弊社では通常の痛み方であれば、2番3番の取替などは30年前後を目途に一度に行うことをオススメしております。

これは経年劣化による入居率の低下に伴ってという理由と建物自体のローンの終了や減価償却費が減ったりなくなる時期になるという理由があります。

リフォーム費用は経費として計上できますので、税金対策として行うことをおススメしております。

 

上記の理由から30年前後のリフォームをおススメしておりますが、リフォームを行わないまま40年を超えた時のデメリットもまた大きくあります。

建物の構造が軽量鉄骨造やRC造であれば、建物の寿命は長く、新築から40年以上経過した段階でフルリフォームという手もあります。

しかし、近年の木造で40年を超えてくると、建替えという言葉がちらほら聞こえてきます。建替えを行う会社からの営業もかなり増えてくるかと思います。

その為、残り20年使えるか分からない物件に対してどれほど投資を行い、何年で利益を出すのかという悩みが出てくる時期となります。

この時期に水回りや建具の交換がされていない物件は入居率を高める為に賃料を低く設定する必要に迫られることがあります。

また、築年数によって、簡単なリフォームでは賃料の維持が難しく、利益を出すまでまた長く時間が必要になります。

これが30年前後でのリフォームをおススメするデメリット回避の理由となります。

 

リフォーム時期の話をさせていただきましたが、最終的には大家様の判断によってリフォームは行われます。

リフォーム等々お悩み事がございましたら、いつでも当社にご相談ください。

 

白石不動産 増金